研究課題/領域番号 |
18659437
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
鄭 雄一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30345053)
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研究分担者 |
三浦 俊樹 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20376479)
緒方 直史 東京大学, 医学部附属病院, 寄附講座教員 (10361495)
橋本 整 東京大学, 医学部附属病院, 助手 (00401068)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2007年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 骨代謝 / ヘッジホッグ / 生理的 / 病的 |
研究概要 |
1.骨特異的Ptclホモノックアウトマウスの作出と骨組織の解析 申請者らが既に有するI型コラーゲン-CreマウスとPtcl floxマウスを交配させて、Cre/loxPシステムにより骨特異的conditional Ptcl KOマウスを作出することを計画していたが、すでに他施設で解析がなされていたため、本研究の内容に関する論文と併せて英文雑誌に発表することとした。 2.骨芽細胞におけるHhシグナル下流遺伝子と相互作用分子の解析 (1)Hhシグナル下流遺伝子の同定:PtclKOとWT由来の骨芽細胞・破骨細胞間のmRNAの比較をgene chip microarrayを用いて行った。発現変化が再現された遺伝子の中から、骨形成や骨吸収などに実際に関わっていると考えられる遺伝子を選択し、そのgain&loss of functionを検討した。現在までに、2種の候補遺伝子を特定している。 (2)Hhシグナル下流遺伝子転写制御機構の解析:上記(1)の知見に加えて、Hhシグナルの下流で抑制型Gli3が転写因子Runx2のDNA結合能を阻害することを見出した。 3.Gorlin症候群患者の骨格系の放射線学的解析 申請者の所属病院及び他の協力病院にて研究趣旨等を説明後、同意の得られたGorlin症候群患者に対し骨格系の検査を行った。DXA法による骨塩量測定の結果、2名の患者の四肢骨において同姓同年代の健常成人と比して、骨量の増加傾向が認められた。
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