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骨免疫学に基づいた骨・血管・結合組織病変関連生理活性脂質の検討

研究課題

研究課題/領域番号 18659590
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関東京大学

研究代表者

引地 尚子  東京大学, 医学部・附属病院, 講師 (50292876)

研究分担者 石井 聡  東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (10300815)
研究期間 (年度) 2006 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2008年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード生理活性脂質 / 骨免疫学 / 骨
研究概要

口腔外科領域での顎骨病変において、自然免疫を中心とした骨免疫学的観点から生理活性脂質の重要性を明らかにし、顎骨およびその周囲の血管・結合組織を含む軟組織の病変・損傷修復が有効に行われるような条件を検討することが本研究の目的である。生理活性脂質としては、主に7回膜貫通型の構造を持つ受容体であるGタンパク関連受容体を持つ脂質メディエーター(プロスタグランディンなどを代表とする脂質)をターゲットとしている。
骨代謝学的に検討されていない生理活性脂質受容体欠損マウスを用いて、関節炎、骨粗鬆症、骨髄炎などの病態モデルあるいは骨欠損モデルを作製し、骨・血管・結合組織複合病変における生理活性脂質の役割をin vivoで明らかにした。その受容体をブロックすることで、臨床的にも病態を改善できる見込みがあることがわかった。また、免疫担当細胞と骨関連細胞を上記の受容体欠損マウスより取り出し、in vitroでその相互作用を明らかにし、病態のメカニズムを明らかにしている。その多くは従来の骨関連細胞(骨芽細胞、破骨細胞)だけでなく、免疫担当細胞(T細胞、B細胞など)の関与が示唆された。昨年度はin vitroでの解析が進んだが、本年度は、病態モデルの解析と、骨免疫学的シグナリングパスウェイを検討した。

報告書

(3件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] The roles of prostanoids, leukotrienes, and platelet-activating factor in bone metabolism and disease.2008

    • 著者名/発表者名
      Hikiji H, Takato T, Shimizu T, Ishii S.
    • 雑誌名

      Prog Lipid Res. 47

      ページ: 107-126

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書 2007 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] An in vivo murine model for screening of craniofacial bone-regenerative materials.2007

    • 著者名/発表者名
      Hikiji, H., 他
    • 学会等名
      TERMIS
    • 発表場所
      東京
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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