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負電荷酸素原子の生体反応に関する病理組織学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18659606
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関東京歯科大学

研究代表者

高久 勇一朗  東京歯科大学, 歯学部, 助教 (80385252)

研究分担者 定方 正毅  東京大学, 工学研究所, 教授 (30011175)
山本 光夫  東京大学, 工学研究所, 助教 (30361512)
柿澤 卓  東京歯科大学, 歯学部, 教授 (70085869)
研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2007年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード負電荷酸素電子 / 0-ラジカル / 水 / 歯周病原菌 / candida / pH / O-ラジカル
研究概要

【目的】0-ラジカルを高濃度に含む水(0-ラジカル水)を調製し、それを用いて齲蝕原性細菌、歯周病原菌および,Candida albicansに対する抗菌効果について検討した。
【方法】0-ラジカル水は、オキシジャパン社製AOE-750から生成された0-ラジカルを用いて調製した。Streptococcus sobrinus,Porphyromonas gingivalis,Prevotella intermedia,Actinobacill us actinomycetemcomitans,Fusobacterium nucleatumおよびC.albicansを供試した。用いた0-ラジカル水は、pH2.0からpH3.0のもので、0-ラジカル濃度が高くなるほどpHは低くなっている。作用後、10倍希釈系列をつくり、それぞれを寒天培地に接種した。C.albicansは、室温で培養し、その他の口腔細菌は、37℃で嫌気培養した。培養後、コロニー数を算定し、抗菌活性を評価した。また、S.sobrinus 6715とA.actinomycetemcomitans ATCC 29523とA.actinomycetemcomitans Y4を用い、24-well plate上に形成されたバイオフィルムに対する0-waterの抗菌効果を検討した。バイオフィルム細菌への効果はATP量測定法によって調べたATP量の測定はPromega BacTiter-GloTM Microbial Cell Viability Assay(Madion,WI,USA)によって行った。PBS 100μlに懸濁したバイオフィルム菌体と同量のBacTiter-GloTM Reagentを混ぜてauto lumicounterで測定した。
【結果、考察】蒸留水を対照として用いたそれぞれのバイオフィルムに対して30分間作用させた浮遊細菌に対する抗菌活性を検討した結果、pH2.5の0-ラジカル水は、口腔細菌に対しては、5〜10分間で抗菌効果を示したが、C.albicansに対しては6時間以上作用させないと抗菌効果を示さなかった。それよりも低いpHのものを用いると、さらに強い抗菌活性がみられ、pH2.0では、1分間の処理で顕著な抗菌効果を示した。またこれらの抗菌活性は、室温よりも37℃で作用させた方が強かった。バイオフィルムに対して0-ラジカル水を30分作用させることにより効果があった

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] O-ラジカル水(負電荷酸素原子)の口腔微生物に対する抗菌効果2007

    • 著者名/発表者名
      山田 清貴
    • 学会等名
      歯科基礎医学会総会
    • 発表場所
      札幌市
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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