• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

看護相談事業(ケアクリニック)の有効性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 18659639
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 基礎看護学
研究機関三重大学

研究代表者

高植 幸子  三重大学, 医学部, 准教授 (10335127)

研究分担者 辻川 真弓  三重大学, 医学部, 准教授 (40249355)
今井 奈妙  三重大学, 医学部, 准教授 (90331743)
西出 りつ子  三重大学, 医学部, 准教授 (50283544)
吉田 和枝  三重大学, 医学部, 講師 (40364301)
杉浦 絹子  三重大学, 医学部, 准教授 (50378296)
本田 育美  三重大学, 医学部, 准教授 (30273204)
研究期間 (年度) 2006 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2008年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード看護相談 / 看護教員 / 支援システム / ユニフィケーション / 看護教育 / ケア物品の開発 / ケア相談 / ケア提供 / ケア物品 / 看護相談事業 / 教員による看護実践
研究概要

本年度は、ケアクリニックを実施し、看護相談事業の有効性に関するデータを抽出して、まとめた。
(1) ケア相談・ケア提供における有効性は、来談者自身のセルフケア能力を高め、それにより、QOLを高める効果があった。医師主導型の相談事業との違いは、来談者の生活に合致した行動変容を目指した具体的な指導によると、来談者からは評価された。
(2) 看護教育における有効性はケアクリニックが認定看護師などのスペシャリストの実習受け入れ先となったり実務者への研修のプログラム作成や研修の実施に携わったり、実践者の教育に効果的であった。また、看護基礎教育においては、学部生への講義や演習をより実践に近い内容で実施できる効果があった。教員が実践者とともに看護することによって、ユニフィケーションが促進され、理論と実践が相乗的に結びついて、特に大学院生の看護実践における考察が深まるなどの効果が認められた。
(3) ケア物品の提供・開発における有効性は、ケアクリニックを行っている教員が窓口となって、ケア物品の開発業者とケア現場をつなぐ役割を果たすことが明らかとなった。今年度開発中のケア物品として、座椅子補助具の開発があげられる。
(4) 保健・医療・福祉支援システムの改善・開発における有効性は、地域に適した情報発信システムの構築に有効であることが示唆された。ケアクリニックの実施者と現場のケアに携わる専門職とが共同で、ケアの実務書を作成、また、地域のケア相談システムを部分的に構築した。

報告書

(3件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 実践者の教育評価〜排泄ケアのunificationの分析〜2008

    • 著者名/発表者名
      高植幸子, 吉田和枝, 林智世, 清水房枝
    • 学会等名
      第12回 日本看護管理学会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2008-08-22
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [図書] 看護・介護の現場のノウハウから生まれた排泄トラブル解決! 便利手帳2008

    • 著者名/発表者名
      吉田和枝, 高植幸子, 荒木俊光, 大北喜基, 金原弘幸, 佐々木奈緒, 高橋枝美, 田中早苗, 中条育代, 長岡良司, 西山明子, 林智世, 宮村裕之, 森崎隆志, 吉山繁幸
    • 出版者
      メディカ出版
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi