研究課題
若手研究(A)
本研究は、未来型エネルギーであるメタンハイドレート(以下MH)が賦存する地層の弾性波減衰特性に着目することにより、MH賦存層の資源量評価に資する情報(MH飽和率など)を推定する方法論の理論的背景を明確にすることを目的とする。塩水を凍結させる過程で得られる固液共存系を模擬MH試料として、超音波伝播実験を実施し高速度・高減衰現象を確認するとともに、核磁気共鳴実験により測定試料の物性情報を取得し減衰との関連を調査した。さらに、これらの情報を元に、岩石物理学を用いた理論的検討により、MH賦存層の弾性波減衰メカニズムの一端を明らかにした。
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Geophysics 73
ページ: 9-18
物理探査 (印刷中)
10029436940
http://usegate.t.u-tokyo.ac.jp/frcer/member/matsushima.html