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ユビキタス環境におけるコンテキストデータの管理と配信

研究課題

研究課題/領域番号 18700109
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 メディア情報学・データベース
研究機関独立行政法人情報通信研究機構

研究代表者

官上 大輔  情報通信研究機構, 研究員 (70399541)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2007年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードユビキタス / コンテキスト
研究概要

本研究では,様々なコンテキストに応じたサービス・情報の提供を可能とするために,情報システムにコンテキストデータを提供するための枠組の構築に関する研究を行った.情報システムの構築者と,センサネットワークなどセンサデータの提供者が異なることを想定し,それらの間でデータをやりとりするためのフォーマットやプロトコルの作成を目的としている.
情報システムがコンテキストデータを獲得するための手段として,CQL(Context Query Language)を提案している.CQLは情報システムに対し,(1)センサによって獲得されるセンサデータ,(2)センサデータから導かれる演繹的なデータの二種類を提供することを想定している.CQLでは,演繹を行うために,例えば場所や時間の範囲を決定するためにオントロジーを利用する.すなわち,「建物-階-部屋」といった関係をオントロジーとして定義し,適切な範囲の設定などを行うことを目指している.さらに,一般に情報システムの構築者がシステムを構築する際に,どのようなデータが得られるかを事前に定めることが難しいことから,(3)システムが提供しようとするサービス・情報の妥当性もCQLとCQLのプロセサによって提供することを考えている.これらのデータを利用するための手段として,JavaのAPIの提供なども考慮している.
提案するCQLのためのモジュールとしては,1.センサ,2.センサからのデータを蓄積するサーバ,3.CQLクエリを処理するためのCQLプロセサを想定しており,Crossbow社製MOTEおよび,Phidgetによって1と2を実装した.

報告書

(1件)
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] コンテキストデータ問い合わせ言語CQLの提案2006

    • 著者名/発表者名
      官上 大輔
    • 雑誌名

      電子情報通信学会第二種研究会資料WI2-2006-38~66

      ページ: 97-98

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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