• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

感情を考慮した生活習慣病治療支援インタフェースシステム

研究課題

研究課題/領域番号 18700215
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 感性情報学・ソフトコンピューティング
研究機関広島市立大学

研究代表者

目良 和也  広島市立大学, 情報科学研究科, 助教 (50285425)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード感情情報処理 / 生活習慣病 / 情緒計算手法 / 嗜好情報 / 感情 / インタフェース / 自然言語処理 / モチベーション / 動機付け
研究概要

本研究課題では,生活習慣病治療のための自己管理支援システム(わがままん[○!R])内のコメント生成部に対して,患者の感情およびむ理状態を考慮した形でコメントやアドバイスを提示できるような手法を構築することを目指した.その中でも,患者の感情や心理状態を推測する処理について主に研究を進めた.まず,感情生起処理に必要となる好感度情報について,Web文書などの大規模コーパスから物概念の持つ属性やイメージを収集し,その情報をもとにその物概念に対する一般的なポジティブ/ネガティブイ.メージを自動的に学習する手法を提案した.また,より多様な感情を生起できるようにするため,元事象からの推論処理に関する手法も提案した.具体的にはファジィ認知マップをベースにテンプレート形式の概念推論規則を作成し,深層格フレーム表現で記述された入力概念から,複数の出力概念を生成する.また,より深く患者の思考状態を理解するために,認知情報と言語情報を結合し,勘や思考のショートカット,また勘違いなどを再現できる認知モデルを提案し,そこからの感情抽出についても手法を提案した.現在は,患者からの訴えを解析し,自己組織化マップを用いてその悩みのジャンルを判別する手法や,その判別した悩みジャンルの観点からの患者の感情の推測処理について研究しており,平成20年度に学会誌に投稿する予定である.今後の研究予定としては,患者の感情や悩み内容を考慮したシステムの応答処理および,わがままん[○!R]システムへのこれらの手法の実装を予定している.

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 認知と言語の間の感情のモデル化2007

    • 著者名/発表者名
      市村匠, 目良和也
    • 学会等名
      第23回ファジィシステムシンポジウム
    • 発表場所
      愛知
    • 年月日
      2007-08-29
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi