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教育活動を背景とする教員と図書館員の協力関係:ミシガン大学の事例研究をもとに

研究課題

研究課題/領域番号 18700242
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 情報図書館学・人文社会情報学
研究機関長崎大学

研究代表者

長澤 多代  長崎大学, 大学教育機能開発センター, 助教 (30346944)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2006年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード大学図書館の学習・教育支援機能 / 情報リテラシー教育 / ファカルティ・ディベロップメント / 事例研究 / ミシガン大学 / フィールド・ライブラリアン / 図書館員 / 大学教員
研究概要

本研究の目的は,先行事例の事例研究をもとに,大学図書館が実施する学習・教育支援について次の課題を検討することにある。
(1)教育活動を背景として,大学図書館がどのような学習・教育支援を実施しているのか。
(2)教育活動を背景として,大学教員と図書館員がどのように連携を構築しているのか。
(3)教育活動を背景とした大学教員と図書館員の連携の構築に影響を与える要因は何か。
平成18年度までに,上記の3つの観点から,アーラム・カレッジの調査(5回)を実施し,データを分析した。平成19年度には,アーラム・カレッジの調査結果の一部を論文として公表するとともに,ミシガン大学の1次調査(平成16年5月に実施),2次調査(平成18年11月に実施)に続く追跡調査を実施した(平成19年12月)。追跡調査では,フィールド・ライブラリアン,フィールド・ライブラリアンに支援を受けた複数の教員,フィールド・ライブラリアンの設置に携わった図書館の課長に聞き取りを行ない,関連する内部資料を収集した。現在,収集したデータをもとに,ミシガン大学の研究の成果を記述的ケース・スタディ(課題(1)及び(2)に該当)として公表するための準備を進めている(平成20年度中の投稿を予定している)。これと並行して,アーラム・カレッジのケース・スタディについて,グラウンデッド・セオリー・アプローチのパラダイム・モデルを枠組みとして,主題分析(課題(2)及び(3)に該当)を進めている(平成20年度中の投稿を予定している)。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 「アーラム・カレッジの図書館が実施する学習・教育支援に関するケース・スタディ」2007

    • 著者名/発表者名
      長澤 多代
    • 雑誌名

      Library and Information Science No.57

      ページ: 33-50

    • NAID

      120006981100

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 「情報リテラシー教育を担当する図書館員に求められる専門能力の一考察:米国のウエイン州立大学の図書館情報学プログラムが開講する「図書館員のための教育方法論」の例をもとに」2007

    • 著者名/発表者名
      長澤 多代
    • 雑誌名

      大学図書館研究 No.57

      ページ: 79-91

    • NAID

      110007571974

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 教員と図書館員の連携構築を図るファシリテーターとしての図書館員による教員へのアプローチ:グラウンデッド・セオリーの手法を用いたアーラム・カレッジのケース・スタディ2008

    • 著者名/発表者名
      長澤 多代
    • 学会等名
      日本図書館情報学会
    • 発表場所
      東京大学
    • 年月日
      2008-03-29
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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