研究課題/領域番号 |
18700293
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生体生命情報学
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
原田 耕治 豊橋技術科学大学, 工学部, 助教 (40390504)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,690千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 90千円)
2008年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2007年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | HIV / エイズ / 薬剤耐性 / 逆転写酵素 / ドラッグディスカバリー / 転写エラー / 抗原多様性閾 / 力学系 / 抗原多様性閾値 / コンピュータシミュレーション |
研究概要 |
エイズ医療に関する二つの課題に取り組んだ。最初の課題は、エイズ発症機序を数理モデル解析により明らかにすることである。提案モデルの特徴は、HIV逆転写酵素の動的な転写エラー率変化、HIVのもろ刃の剣的状況を考慮した点にある。モデル解析により、転写エラー率に関して、エイズの発症を決定する閾値が存在することを明らかにした。第二の課題は、HIV薬剤耐性化を起こさない薬剤ターゲットの特徴を同定することである。ここでは、ドラッグディスカバリーの分野で注目されているネットワークアプローチによる研究手法を採用した。成果として、複数の宿主因子と相互作用をもつ「ハブ」HIVタンパク質が、薬剤耐性化を起こしにくいということを確率モデルで証明した。
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