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脳血管障害におけるリハビリ訓練による血中成長因子の動態

研究課題

研究課題/領域番号 18700468
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関藤田保健衛生大学

研究代表者

尾崎 清香  藤田保衛大 (00387680)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2006年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワード蛋白質 / 脳・神経疾患 / プロテオーム / 分析科学 / リハビリテーション
研究概要

脳卒中患者などにリハビリテーションを行う際、その効果を臨床おける生化学的評価として得るため、筋肥大に関与するとされるサイトカインの血清中発現量を定量した。対象者は、回復期リハ病棟に入院する15名(平均年齢68.1±12.7歳)とし、サイトカインのうちHepatocyte growth factor(HGF)、Vascular Endothelial Growth Factor (VEGF)、Insulin-like growth factor-I(IGF-I)の各濃度を、入退院時直近に早朝空腹時採血を行った血清を用いELISA法で測定した。まず、ELISA測定の信頼性を得るために、血清中HGFの長期保存による回収率と、ウエスタンブロット法を用いた血清中HGFのELISA抗体反応特異性を確認した。-20℃での499日間の保存前後のHGF濃度は0.71ng/mlと0.66ng/mlであり、回収率は94.0%であった。また、分子量約60kDa HGF抗体への反応特異性が認められた。
次に日常生活動作(ADL)評価法として用いられるFunctional Independence Measure (FIM^<TM>)と血清中サイトカイン量の関連を検討した。退院時FIM値から入院時FIM値を引いて在院日数で除すFIM効率について検討したところ、FIM効率は退院時HGF値と強い正の相関(p=0.0012、r=0.75)が認められた。一方、VEGF, IGFには相関性は認められなかった。、以上のことより、血清中HGFはFIM増減の影響を反映することが示唆された。

報告書

(1件)
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] リハビリテーション患者などに利用可能な血清中微量タンパク成分検索を目的とした二次元電気泳動およびキャピラリー電気泳動の技術的応用2006

    • 著者名/発表者名
      別府秀彦, 尾崎清香, 岡本さやか, 岡崎英人, 林宣宏, 松井太衛 等
    • 雑誌名

      生物試料分析 29(4)

      ページ: 379-388

    • NAID

      40019884673

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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