研究課題/領域番号 |
18700509
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 鹿屋体育大学 |
研究代表者 |
中村 夏実 鹿屋体育大学, 海洋スポーツセンター, 助教 (30287817)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | ローイング / パフォーマンス評価 / 身体加速渡 / 身体運動量 / 総力積 / 力積比 / 艇速度 / 加速度 / ローイング効率 |
研究概要 |
1.ローイングエルゴメータローイングの身体運動量 ローイング運動中の身体加速度波形の積分値(総身体運動量)が、ローイングパフォーマンスの評価に有効な指標となりうるかどうかを検討するため、第一段階として、ローイングエルゴメータを用いた漸増負荷運動テストを実施し、酸素摂取量(VO_2)および3方向の加速度の総力積で表される総身体運動量を測定した(男子5名、女子4名)。その総力積のうち、ローイングエルゴメータの出力に関与する動作部分(ローイングにおいてドライブといわれる動作中)のみを抽出した力積(I total)と負荷(Work Output)およびVO_2間には、男女ともに有意な正の相関関係(p<0.01)が認められた。また、左右、上下、前後の各運動量を、総力積に対する割合で見てみると、おおよそ男子:10.0%、35.0%、55.5%、女子:10.0%、30.0%、60.0%程度であって負荷漸増に関わらずほぼ一定であった。これらのことから、ウォーキングやランニングと同様にローイングにおいても、身体加速度の測定によって身体運動量を定量することが可能であると考えられた。 2.水上ローイングの身体運動量 実際に水上において身体と艇の両方の加速度計を装着して、速度漸増ローイングにおける両者の加速度変化を測定し、水上ローイングにおいても、身体運動量の定量が可能であるかどうか検討した。水上では艇の進行方向に対して身体が負の方向に移動する動作局面がある。ここで前後(z)軸成分の加速度について、身体加速度から艇の加速度を減ずることで、水上ローイングにおけるローイング動作の各局面をとらえられることが示唆された。しかしながら未だ例数が少なく、継続してデータ収集が必要である。
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