研究課題/領域番号 |
18700512
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
鯉川 なつえ 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (70338424)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 女性アスリート / 月経異常 / ピル / エストロゲン / 国際比較 |
研究概要 |
我が国の女性アスリートの活躍はめざましく、ついにアテネ五輪に出場する女性が史上初めて男性を上回った。しかし、女性アスリートは男性アスリートとは異なり、「月経」があるため試合におけるコンディショニングに特に配慮しなければならない。また、月経が周期的に起こる選手であっても、月経前から月経中はスポーツ外傷が多いという報告や、競技成績が悪いという報告もあり、せっかくのトレーニングが水の泡と消えてしまう可能性もあるだろう。しかし、諸外国の月経コントロールに関する調査報告は非常に少ない。 そこで本研究は、早くからピルが認可され、手軽にピルを使用できるアメリカの女性陸上競技者と、日本の女性陸上競技者を対象に、月経異常の発症、月経による競技パフォーマンスの影響および月経コントロールの実態についてアンケート調査を実施し、諸外国の月経に関する現状を明らかにすることを目的とした。 本研究は、日本の学生陸上競技者42名(20.0±1.3歳)およびアメリカの学生陸上競技者34名(19.4±1.4歳)計76名を対象とし、比較検討を行った。 その結果、月経が停止した経験のある人は、アメリカに比べ日本のアスリートの方が有意(p<0.01)に多かった。また正常月経の者は、月経に伴う症状は日本とアメリカに差はないが、日本のアスリートは月経によるパフォーマンスの低下を有意(p<0.05)に感じていた。 ピルの使用経験や知識はアメリカのアスリートの方が有意(p<0.05)に多かったが、競技活動に有効に利用されていない現状がうかがわれた。
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