研究課題/領域番号 |
18700542
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
宮崎 章夫 茨城大学, 人文学部, 准教授 (90312769)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 認知症の行動と心理症状 / 介護ストレス / 原因帰属 / 対処 / 「攻撃的言動」 / コントロール / 健康心理学 / ストレス対処 / 自己効力感 / 高齢者 / 攻撃的言動 / 介護職 / 共感 / 介護者 / 対処行動 |
研究概要 |
認知症を抱える高齢者が介護職員に対して示す「攻撃的言動」は、介護ストレスの主要な原因の一つとされている。本研究は、おもにベテラン職員に注目して、「攻撃的言動」への認知的評価と対処法について調査した。ベテラン職員は、「攻撃的言動」の原因には、介護者が努力しだいで解決できる問題のみならず、独力ではすぐには解決できない問題も含まれることを認識していた。帰属した原因に応じて、ベテラン職員は、利用者の苦痛を理解して取り除こうとする対処(共感型対処)と、「攻撃的言動」を受け流したり、その経験を忘れようとする対処(切替型対処)の二つを使い分けていた。これら二種類の対処は職員のストレス反応と関連しており、とくに後者の対処がストレス反応を有効に軽減させることが示された。
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