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MRS,MRIを用いた新規骨格筋代謝マーカーの確立とその応用

研究課題

研究課題/領域番号 18700561
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 応用健康科学
研究機関順天堂大学

研究代表者

田村 好史  順天堂大学, 医学部, 准教授 (80420834)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2007年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2006年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード骨格筋細胞内脂質 / T1値 / T2値 / インスリン抵抗性
研究概要

(目的)近年、ヒトにおける1H・MRSを用いた骨格筋細胞内脂質(IMCL;intramyocellularlipid)の定量的評価が可能となり、細胞内脂質とインスリン抵抗性の関連が明らかにされてきた。また、MRIによりT1、T2を測定することで骨格筋線維組成を推測する方法が検討されてきた。そこで今回我々は従来のIMCLに加えて、T1、T2の測定を行い、それぞれのパラメーターの関連性や骨格筋のインスリン感受性との関連性について検討することを目的として研究を行った。
(対象及び方法)本年度の被験者は、20歳台の健常男性18名であった。それぞれの被験者に対してMRI測定装置(東芝VISARTEXV4.40)を用いて、前脛骨筋(TA;tibialisanteriormuscle)、ヒラメ筋(SOL;soleusmuscle)におけるIMCL、T1、T2を測定した。また、高インスリン正常血糖クランプ法(目標血糖値95mg/d1、インスリン注入速度100mU/m^2/min)による骨格筋のインスリン感受性の評価を行った。
(結果)SOLではTAに比較して約3倍のIMCLが観察された。T1値はTAとSOLには有意差を認めず、GIRやIMCLとの相関を認めなかった。T2は、TAでSOLに比較して有意に低値であった(P<0.0001)。T2とGIRとは有意な相関関係を認めなかったが、IMCLと有意な正の相関を認めた(r=0.70、P<0.0001)。
(考察)T2値が骨格筋の部位やIMCLを検出するマーカーとなりうる可能性があることが示唆された。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] MIR,MRSの複合利用による骨格筋代謝の評価の検討2007

    • 著者名/発表者名
      田村 好史
    • 学会等名
      第50回日本糖尿病学会年次学術集会
    • 発表場所
      仙台
    • 年月日
      2007-05-26
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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