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インドーユーラシアプレート境界における巨大活断層系の運動様式に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18700684
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 地理学
研究機関群馬大学 (2007)
広島大学 (2006)

研究代表者

熊原 康博  群馬大学, 教育学部, 講師 (60379857)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード活断層 / 変動地形 / ヒマラヤ / プレート境界
研究概要

・平成18年度に実施したネパール中南部ブトワル市でのトレンチ掘削調査の学会発表および論文投稿準備
年代測定結果をふまえて、この地域におけるヒマラヤ前縁帯活断層の最新活動について検討し、最新活動時期が1630AD〜790BCであること、スリップ量が約8mであることを明らかにした。この結果について、地球惑星連合大会にて発表し、現在論文の投稿準備を行っている。
これまでヒマラヤ前縁帯活断層の最新活動に関するデータは、ネパール西部および東部で解明されてきたが、本研究によって両者の空白域である中部に関するデータを付与することができ、長大な逆断層系活断層の挙動の解明に貢献した。またこれまでヒマラヤ前縁帯活断層は地表に生じていないとする見解も、この調査によって改められることになった。
・インド・アッサム州におけるトレンチ調査および地形地質調査の実施
平成19年12月から翌年1月にかけて、インドアッサム州テズプール市北部においてヒマラヤ前縁帯活断層の最新活動の時期や活動量を解明するため、ショベルカーを用いたトレンチ調査およびレーザー測距による地形調査を実施した。その結果、最新活動時の断層変位を示唆する高さ10mの断層崖が認められ、トレンチ掘削調査によって表層の未固結河川性堆積層を切る明瞭な断層が認められた。これまで、この地域でのヒマラヤ前縁帯活断層に関するデータは全くなかったが、本調査により、最新活動時期や変位量に関する新しいデータを得ることができた。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] CCRONA偵察衛星写真の判読に基づく2005年パキスタン地震の起震断層の認定2007

    • 著者名/発表者名
      熊原康博
    • 雑誌名

      E-journal GEO(日本地理学会) 2・特集号

      ページ: 72-85

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 愛媛県大洲・内子盆地に分布する卜部-中部更新統の層序と編年2006

    • 著者名/発表者名
      山下大輔
    • 雑誌名

      第四紀研究 45・6

      ページ: 463-477

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [学会発表] ネパール南西部ブトワル周辺におけるヒマラヤ前縁帯スラストの最新活動時期と変位量2007

    • 著者名/発表者名
      熊原, 康博
    • 学会等名
      日本地球惑星連合大会
    • 発表場所
      幕張メッセ国際会議場
    • 年月日
      2007-05-22
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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