研究課題/領域番号 |
18710006
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
村岡 裕由 岐阜大学, 流域圏科学研究センター, 教授 (20397318)
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研究協力者 |
奈佐原 顕郎 (西田 顕郎) 筑波大学, 生命環境科学研究科, 准教授
永井 信 海洋開発研究機構, 地球環境変動領域, 技術研究副主任
野田 響 岐阜大学, 流域圏科学研究センター, 学術研究補佐員
斎藤 琢 岐阜大学, 流域圏科学研究センター, 研究員
吉野 純 岐阜大学, 工学研究科, 助教授
小泉 博 早稲田大学, 教育学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,610千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 個葉光合成特性 / 葉面積指数 / フェノロジー / 衛星リモートセンシング / 生態系モデル / 気候変動 / 光合成特性 / 分光反射・吸収特性 / 多層放射伝達モデル / 群落光合成モデル / 流域スケールモデル / 分光反射・呼吸特性 |
研究概要 |
本研究によって得られた成果として特記すべきことは次の3 点である。(1)年々の気象条件の違いは森林構成樹種の葉の形成に影響をもたらし,それが年間の光合成活動期間を変化させるために森林全体の炭素吸収量が年変動を示すことが明らかになった。(2)地形や微気象条件,植生分布が空間的に複雑である山岳地域では高解像度なシミュレーションモデルが必須であり,従来のモデルでは生態系炭素吸収量を大きく過大評価してしまうことが明らかになった。(3)個葉スケールでの光合成および反射・透過光スペクトル特性と葉群構造を考慮した放射伝達モデルと群落光合成モデルを組み合わせることにより,森林の光合成能力を表す衛星データ解析手法を新たに開発することができた。
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