研究課題/領域番号 |
18720005
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 北海道大学 (2007-2008) 跡見学園女子大学 (2006) |
研究代表者 |
村松 正隆 北海道大学, 大学院文学研究科, 准教授 (70348168)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,750千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | クールノー / フランス・エピステモロジー / 実証主義 / 確率論 / オーギュスト・コント / メーヌ・ド・ビラン / エピステモロジー / 統計学 / スピリチュアリスム / 生物学の哲学 |
研究概要 |
本研究は、19 世紀のフランスの科学哲学者クールノーの科学哲学の全貌を描き出すことを目的としたものである。そのために、ほぼ彼と同時代に生きつつ彼とは異なった科学哲学を築き上げ、実証哲学の祖となったオーギュスト・コントの科学哲学との比較を出発点に研究を行い、しかる後に、同時代の科学的知見をクールノーがいかに吸収して自らの科学哲学を構築したかを研究した。こうした手法を通じて、クールノーの科学認識論の前提となる合理主義的な世界観を素描すると同時に、特に彼の「偶然」の哲学、ならびに「偶然」を扱う確率の哲学を素描した。また「偶然」を認める彼の哲学が、独自の生命哲学、社会哲学を可能にしたこと、ならびにその形成過程における論理展開を明らかにした。
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