研究課題
若手研究(B)
戦時期日本の思想家であり多面的なキャリアをもつ中井正一の思想を一貫した民主主義実践として捉え、1936年の「委員会の論理」に代表されるアカデミックな理論的活動と、雑誌刊行をはじめとするジャーナリスティックな社会実践の両者を、「人々の声」をとおして「政治的なもの」が社会において言語化される民主主義政治の試みとして評価した。そして集団的主体性の構築を理論化する中井の政治思想が、現代政治理論におけるラディカル・デモクラシー論につながるものであることを明らかにした。
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クアドランテ 第10号(東京外国語大学海外事情研修所)
ページ: 561-570
クアドランテ 第10号
情況 200705・6月号
ページ: 159-164
『情況』(特集 ラディカル・デモクラシー) 5.6月号