研究課題/領域番号 |
18720036
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 筑紫女学園大学 |
研究代表者 |
緒方 知美 筑紫女学園大学, 文学部, 講師 (00263989)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,050千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 平安時代 / 経典見返絵 / 仏教説話画 / 絵巻 / 写経 / 美術史 |
研究概要 |
日本を中心とする東アジアの紺紙金字経典の実地調査を行い、同一作者集団により制作されたと判断できる作品群の確認、赤外線写真撮影による紙面の墨書・墨印の確認など、経典の制作環境解明の材料を得た。また東アジア作例との比較から平安時代の経典見返絵の様式的特徴を明確にした。すでに文献的考察により明らかにしていた「経師」らによる制作活動の状況を踏まえ、結論として、平安時代の経絵は、僧侶たちが作善の意識をもちつつ組織的に制作するなかで様式確立にいたり、鎌倉時代初めの経典説話絵巻制作の基盤を作った、一定の絵画的史領分を持つジャンルであると位置づけ得た。
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