研究課題/領域番号 |
18720044
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本文学
|
研究機関 | ノートルダム清心女子大学 (2007-2008) 大阪大学 (2006) |
研究代表者 |
海野 圭介 ノートルダム清心女子大学, 文学部, 准教授 (80346155)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
|
キーワード | 歌道伝授 / 歌道 / 禁裏 / 宮家 / 歌学 / 古今伝授 |
研究概要 |
禁裏及び旧宮家に伝領された近世前期〜中期頃作成された歌道伝授に関わる諸資料(主として、『詠歌大概』『未来記雨中吟』『百人一首』『伊勢物語』関係の諸抄)の整理、調査と検討を行い、併せて、調査途上に見出された重要資料については個別にその資料価値につき考察を加えた。 江戸前期に禁裏・仙洞を中心として作成された歌道伝授に関わる諸書を伝領する宮内庁書陵部(禁裏本)、国立歴史民俗博物館(高松宮家伝来禁裏本)、東山御文庫の3箇所に所蔵される資料は、互いに転写、副本、兄弟本などの関係にあることが指摘されてきているが、類似する書名を記すことも多い歌道伝授関連資料については従来記載内容の同定も曖昧であり、相互関係についても未検討であった。本研究では、主として国立歴史民俗博物館に所蔵される高松宮家伝来禁裏本の整理と内容同定の作業を核に、他に所蔵される伝本との比較を行い、その相互関係や資料性についての検討を行なった。
|