研究課題/領域番号 |
18720052
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 桜花学園大学 |
研究代表者 |
寺島 徹 桜花学園大学, 人文学部, 講師 (30410880)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,940千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 暁台 / 蕪村 / 樗良 / 中興期俳諧 / 蕉風復興運動 |
研究概要 |
本研究において、中興期俳諧の主導的役割を担った蕪村と暁台・樗良の関係に焦点をあて、安永・天明期の京都伊勢という場(俳壇)を対象に調査を行った。「逸漁文庫俳諧資料」(天理図書館綿屋文庫蔵)や暁台新出資料の調査をもとに、「座の文芸」である俳諧において、お互いの俳壇がいかに影響しあったのか、それが作品に、どのように有機的に投影されたのかを解析した。俳壇的立場からみることにより、蕪村と暁台における共通志向に「からび」の理念があるという仮説をたてた。また、『風羅念仏』関連資料の調査を行うことで、安永・天明期に蕉風復興運動が推進された経緯の一端について明らかにした。
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