研究課題/領域番号 |
18720111
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 山口県立大学 (2007-2008) 広島修道大学 (2006) |
研究代表者 |
林 ひょん情 山口県立大学, 国際文化学部, 准教授 (30412290)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,870千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 社会言語学 / 対照言語学 / 呼称表現 / ポライトネス・ストラテジー / 親族名称 / 実名 / 適切性判断 / 決定木 / 第三者に対する使い分け / 呼称と述語形式との呼応関係 / 決定木分析 / 男女差 / 丁寧度判定 |
研究概要 |
日本語と韓国語の呼称表現がそれぞれの場面、相手、発話内容などに応じて、発話の中で戦略的意図を持って使用されていることに着眼し、ポライトネス・ストラテジーの観点から両言語の呼称の使い分けを対照・分析した研究である.その結果、「社会距離」と「力関係」の要因が発話場面の負担の度合いに関係なく、両言語の呼称選択の丁寧度に強く影響していることが分かった.また、両言語の呼称語によっては、述語表現の選択にかなり柔軟性を持っ表現があることが明らかになった.性差にっいては、とりわけ聞き手が話し手より同等か目下の関係において影響が強いことが分かった.
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