日本人英語学習者の非対格動詞の習得

• 研究課題/領域番号: 18720114
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 言語学
• 研究機関: 富山県立大学短期大学部 (2008); 仙台電波工業高等専門学校 (2006-2007)
• 研究代表者: 須田 孝司 富山県立大学, 短期大学部, 准教授 (60390390)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 1,950千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 150千円); 2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円); 2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
• キーワード: 言語学 / 第二言語習得 / 日本人英語学習者

研究概要

第二言語学習者は,John was arrived at schoolのような文法的に誤った文を作り出すことが知られているが,その原因についてはよくわかっていない。そこで,本研究では,日本人英語学習者が受身文をどのように理解しているのか調査を行った。その結果,初期段階の英語学習者は,名詞が持っている語彙情報だけではなく,文中での主語や目的語といった情報を利用しながら受身文を処理していることが示唆された。

研究成果

• [雑誌論文] 新入生の英語能力 (2008)
  • 著者名/発表者名: 須田孝司
  • 雑誌名: 仙台電波工業高等専門学校研究紀要 第37号 ページ: 1-6
  • NAID: 110009842992
• [雑誌論文] 新入生の英語能力 (2008)
  • 著者名/発表者名: 須田孝司
  • 雑誌名: 仙台電波工業高等専門学校研究紀要 37 ページ: 1-6
  • NAID: 110009842992
• [雑誌論文] The acquisition of pronominal case-marking by Japanese learners of English (2007)
  • 著者名/発表者名: Suda, Koji & Wakabayashi, Shigenori
  • 雑誌名: Second Language Research 23 ページ: 179-214
  • 査読あり
• [雑誌論文] The acquisition of pronominal case-marking by Japanese learners of English (2007)
  • 著者名/発表者名: Suda, Koji
  • 雑誌名: Second Language Research 23巻・2号 ページ: 179-214
  • 査読あり
• [雑誌論文] 言語処理の脳内メカニズム (2006)
  • 著者名/発表者名: 須田孝司
  • 雑誌名: 地域連携テクノセンター報 第9号 ページ: 42-42
• [学会発表] Filler-gap依存におけるL2熟達度の影響 (2009)
  • 著者名/発表者名: 須田孝司
  • 学会等名: 日本認知科学会第26回大会(発表予定)
  • 発表場所: 慶應義塾大学
• [学会発表] L2統語処理における語彙情報 (2009)
  • 著者名/発表者名: 須田孝司
  • 学会等名: 日本第二言語習得学会第9回年次大会
  • 発表場所: 中央大学
• [学会発表] 脳内活動における言語処理のメカニズム (2006)
  • 著者名/発表者名: 須田孝司
  • 学会等名: 企業と学術研究機関の出会い-MEET2006秋-
  • 発表場所: 仙台国際センター