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現代日本語の構文体系を明らかにするための方法論の研究

研究課題

研究課題/領域番号 18720122
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 日本語学
研究機関福岡女子大学

研究代表者

川野 靖子  福岡女子大学, 文学部, 講師 (00364159)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
2007年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード構文交替 / 格交替 / 動詞 / 壁塗り代換 / 格体制 / 位置変化 / 状態変化 / 場所格交替 / 構文体系 / 構文交替現象 / 格交替現象 / 位置変化構文 / 状態変化構文 / 移動動詞
研究概要

本研究は,現代日本語の構文体系を明らかにすることを目指して,その手がかりとなる言語現象の分析を行うものである。昨年度の研究では,いわゆる構文交替現象が,従来考えられてきた以上に,構文体系の記述において重要な意味を持つことが明らかになった。これを受けて本年度は,対象範囲を広げて構文交替を体系的に記述し,さらに,構文交替が生じるメカニズムについての考察も行った。
研究成果は以下の通りである。
(1)研究発表(単独発表)「現代日本語の構文交替を体系的に記述する試み」(シンポジウム「日本語研究と日本語教育研究の現状と課題」北京日本学研究中心・北京外国語大学日語日文系共催,於:北京日本学研究中心,2007年6月2日)
(2)研究発表(単独発表)「動詞の意味の階層と壁塗り代換」(第5回現代日本語文法研究会,於:八洲学園大学,2007年10月20日)
(1)では,位置変化構文と状態変化構文の交替に,従来から知られている「壁塗り代換」を含めて計3タイプの交替とそのバリエーションが存在することや,体系的な記述によって従来の個別的研究では分からなかった交替動詞の特徴が明らかになることを指摘した。(2)では,交替のメカニズムに,動詞の語義の階層性が関与していることを指摘した。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 構文交替の観点からみた「あふれる」の分析2006

    • 著者名/発表者名
      川野靖子
    • 雑誌名

      香椎潟(福岡女子大学国文学会) 52号

      ページ: 19-31

    • NAID

      110006459659

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [学会発表] 動詞の意味の階層と壁塗り代換2007

    • 著者名/発表者名
      川野 靖子
    • 学会等名
      第5回現代日本語文法研究会
    • 発表場所
      八洲学園大学
    • 年月日
      2007-10-20
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 現代日本語の構文交替を体系的に記述する試み2007

    • 著者名/発表者名
      川野 靖子
    • 学会等名
      シンポジウム「日本語研究と日本語教育研究の現状と課題」北京日本学研究中心、北京外国語大学目語日文系共催
    • 発表場所
      北京日本学研究中心(中国)
    • 年月日
      2007-06-02
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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