研究課題/領域番号 |
18720167
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
早島 大祐 京都大学, 大学院・文学研究科, 助教 (10378490)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,210千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 中世史 / 後七日御修法 / 祈年祭 / 賀茂祭 / 月次祭 / 伊勢例幣 / 公武統一政権 / 室町幕府財政史 / 恒例公事 / 首都京都 / 発展段階論 / 首都市場 / 長洲庄 / 尼崎 / 淀 / 神人 / 他国商人 / 公事 / 割符 / 交通 / 応仁の乱 / 戦後復興 / 武家被官 / 商人 |
研究概要 |
従来、発展段階的に把握されてきた中世後期社会の展開に対して、早島2006を中心とする論考では、この時期に首都としての姿を明瞭にした京都の政治的・経済的求心力に注目し、室町幕府体制が確立した14c末〜15c初頭の飛躍的発展と、幕府が解体していく15c末〜16c初頭以降の低迷という流れで理解すべきと主張した。中世後期社会の特徴は、かつて京-公家の都と鎌倉-武家の都に分かれていた列島社会の核が京都に一元化され、政治・経済の上で大きな求心力を有した点にあった点にあり、社会の展開も室町幕府の消長にリンクしたものであった。
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