研究課題/領域番号 |
18720169
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
小幡 尚 高知大学, 教育研究部・人文社会科学系, 准教授 (30335913)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,050千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 1941年刑法改正 / 第76回帝国議会 / 刑法改正事業 / 新治安維持法 / 国防保安法 / 監獄法改正事業 / 治安維持法改正法律 / 行刑制度調査委員会 / 監獄法改正調査委員会 / 戦時刑事特別法 / 刑法中改正法律 / 大竹武七郎 / 牧野英一 |
研究概要 |
1940年代初頭の刑事・治安法制の再編について、1941年刑法改正を中心に検討した。同法に新設された「安寧秩序ニ対スル罪」は、1940年4月に発表された改正刑法仮案中の同名の章より選択されたものである。同章の形成過程の詳細を明らかにし、刑法改正事業において見られた、治安法的な条文を規定する志向について明らかにした。また、同法には、同時期に制定された新治安維持法・国防保安法に含まれない罪を規定することにより、両者と既存の治安諸法を補完する役割が期待されていたことを指摘した。
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