研究課題/領域番号 |
18720189
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
佐藤 仁史 滋賀大学, 教育学部, 准教授 (60335156)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,020千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 120千円)
2008年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2007年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 近代中国 / 清末民国期 / 江南デルタ農村 / 民間信仰 / フィールドワーク / 中華民国 / 中国近現代史 / 江南 / 地方文献 / 口述調査 / 民国期 / 社 / 土地改革 / 農村 |
研究概要 |
本研究課題では、江南地方の「社」という村落レヴェルの基層社会における指導層と、彼らの主導によって統合される「社」の構造と共同性について考察した。その際、村廟を中心とする民間信仰とその担い手である富農層の動向の分析を通じた「社」の文化的社会的統合の実態解明に重点を置いた。新編郷鎮志をはじめとする地方志や地方新聞などの地方文献の蒐集・分析、農村老幹部や農村住民、老藝人、宗教職能者に対して実施した口述調査を複合することによって、江南農村の多層性に関する新たな視点を提示できたと考える。
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