研究課題/領域番号 |
18720199
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
井上 文則 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 講師 (20400608)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,850千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | ローマ帝国 / パルミラ / 軍人皇帝時代 / 西洋古代史 / オダエナトゥス |
研究概要 |
本研究では、第一に軍人皇帝時代におけるパルミラの支配者であったオダエナトゥスの経歴を復元した。第二に、パルミラ帝国を倒した皇帝アウレリアヌス(在位270〜275年)がローマに導入した太陽神信仰とパルミラの太陽神信仰との間に深い関係があったことを指摘した。そして、第三にパルミラ史の根本史料の一つであるラテン語史書『ヒストリア・アウグスタ』に含まれるオダエナトゥスやゼノビア、ヘレンニアヌス、ティモラウスなどの当該時期のパルミラの支配者たちの伝記の翻訳及び訳注を行った。これらの作業を通して、軍人皇帝時代におけるローマ帝国とパルミラの関係についての知見を深めた。
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