研究課題/領域番号 |
18720206
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 学習院女子大学 (2007-2008) 早稲田大学 (2006) |
研究代表者 |
武井 彩佳 学習院・女子大学, 国際文化交流学部, 専任講師 (40409579)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,790千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 90千円)
2008年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | ユダヤ人 / 戦後補償 / ホロコースト / ナチズム / アーリア化 / パレスチナ問題 / 財産返還 / イスラエル / 西洋史 / ドイツ現代史 / アメリカ / 集団訴訟 / ドイツ |
研究概要 |
ホロコーストにおけるユダヤ人財産の略奪、その戦後の返還、そして1990年代末に始まる補償問題の再燃という、約70年にわたるユダヤ人の財産問題の軌跡を追い、その全体像を明らかにした。その結果、財産問題が戦後を通じてくすぶり続けてきた理由が明らかとなり、さらにヨーロッパでユダヤ人が奪われた財産の返還補償が、パレスチナでは土地を追われたアラブ人の財産問題という、新たな問題と関係していることが示された。研究成果は『ユダヤ人財産は誰のものか-ホロコーストからパレスチナ問題へ』(白水社2008年)として発表した。
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