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多民族共生の実相と理論;エストニアの民族間関係に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18720207
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 西洋史
研究機関京都大学

研究代表者

小森 宏美  京都大学, 地域研究統合情報センター, 准教授 (50353454)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,630千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード東欧史 / エストニア / 歴史認識 / 多民族共生 / シティズンシップ / 言語政策 / 国籍 / 民族間関係 / ロシア / 社会統合 / ロシア語系住民 / 教育言語 / 民族 / 言語教育 / マイノリティ / 他民族共生 / 多文化主義
研究概要

歴史史資料、諸法律、国際条約、映像その他の収集・分析と、現地での面談調査等を通じて、エストニアにおける民族をめぐる政治(国籍政策、言語政策、社会統合)は、時代を通じて大きな衝突を引き起こすことは少なく、表面上安定して見えるものの、その歴史的背景に起因する「ネイション」観や、歴史認識が社会の中に容易には越えられない亀裂を生み出しているため、二国間関係や国際関係等の理由により、その亀裂が社会の不安定化の要素として顕在化する場面があることが明らかになった。また、少数者の側から見た場合、「移民/少数民族」という二分法の適用が難しい事例があることも示された。

報告書

(4件)
  • 2008 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (24件)

すべて 2009 2008 2007 2006

すべて 雑誌論文 (17件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] シティズンシップと歴史認識-エストニアとラトヴィアに見る社会統合の隘路2009

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 雑誌名

      ヨーロッパのナショナリティとテリトリアリティ(小森宏美他編) CIAS Discussion Paper No. 7

      ページ: 63-70

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [雑誌論文] シティズンシップと歴史認識-エストニアとラトヴィアに見る社会統合の隘路2009

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 雑誌名

      ヨーロッパのナショナリティとテリトリアリティ(CIAS Discussion Paper No.7)

      ページ: 63-70

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [雑誌論文] 地域アイデンティティの形成-エストニアの場合の功罪2008

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 雑誌名

      地域研究 第8巻第1号

      ページ: 110-115

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書 2007 実績報告書
  • [雑誌論文] 両大戦間期エストニアにおける教育制度の変遷-権威主義体制分析の視座として2008

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 雑誌名

      史観

      ページ: 76-92

    • NAID

      110006418682

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [雑誌論文] ヨーロッパ人になろう!-『祖国』としてのエストニアと地域認識2008

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 雑誌名

      スラブ・ユーラシア学2 ; 地域認識論-多民族空間の構造と表象(宇山智彦編 講談社)

      ページ: 280-309

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [雑誌論文] だれの言語権か-エストニアとラトヴィアの場合2008

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 雑誌名

      月刊言語 2月号

      ページ: 34-39

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [雑誌論文] 両大戦間期エストニアにおける教育制度の変遷-権威主義体制分析の視座として2008

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 雑誌名

      史観 157

      ページ: 76-92

    • NAID

      110006418682

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [雑誌論文] 小国の言語戦略2007

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 雑誌名

      北欧世界のことばと文化(岡澤憲芙他編 成文堂)

      ページ: 227-246

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [雑誌論文] 政治への歴史家のかかわりに関する一考察-エストニア人歴史家ハンス・クルースの思想と実践2007

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 雑誌名

      ヨーロッパ史の中のエリート-生成・機能・限界(井内敏夫編 太陽出版)

      ページ: 387-406

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [雑誌論文] エストニア型多文化主義の理論と実践2007

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 雑誌名

      多言語社会研究会年報 第4号

      ページ: 110-119

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] シティズンシップとマイノリティ-エストニアのロシア語系住民の法的地位と帰属意識2007

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 雑誌名

      地域のヨーロッパ-多層化・再編・再生(宮島喬他編 人文書院)

      ページ: 170-194

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [雑誌論文] 政治への歴史家のかかわりに関する一考察-エストニア人歴史家ハンス・クルースの思想と実践2007

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 雑誌名

      ヨーロッパ史の中のエリートー生成・機能・限界(井内敏夫編)(太陽出版)

      ページ: 387-406

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 小国の言語戦略-エストニアの言語事情2007

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 雑誌名

      北欧世界のことばと文化(岡澤憲芙・村井誠人編)(成文堂)

      ページ: 227-246

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] EUの対外政策とエストニア2006

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 雑誌名

      ヨーロッパの東方拡大(羽場久美子他編 岩波書店)

      ページ: 222-232

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [雑誌論文] Eesti uurimisest Jaapanis2006

    • 著者名/発表者名
      KOMORI Hiromi
    • 雑誌名

      OESi Aastaraanat 2004-2005、Tartu

      ページ: 83-89

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [雑誌論文] EUの対外政策とエストニア2006

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 雑誌名

      ヨーロッパの東方拡大(羽場久美子・小森田秋夫・田中素香編)(岩波書店)

      ページ: 222-232

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] Eesti uurimisest Jaapanis2006

    • 著者名/発表者名
      Hiromi KOMORI
    • 雑誌名

      Opetatud Eesti Selts, OESi Aastaraamat 2004-2005 Tartu

      ページ: 83-93

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [学会発表] 境界のアイデンティティ-エストニア人の「祖国」と「民族」を手がかりに2009

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 学会等名
      大阪大学世界言語センター・シンポジウム
    • 発表場所
      千里ライフサイエンスセンター
    • 年月日
      2009-02-23
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [学会発表] 境界のアイデンティティーエストニア人の「祖国」と「民族」を手がかりに2009

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 学会等名
      大阪大学世界言語センター・シンポジウム
    • 発表場所
      千里ライフサイエンスセンター
    • 年月日
      2009-02-23
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] エストニア型多文化主義の理論と実践2006

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 学会等名
      多言語社会研究会大会
    • 発表場所
      一橋大学
    • 年月日
      2006-12-03
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [学会発表] バルト三国に見るロシア語の位置の変遷2006

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 学会等名
      ロシア・東欧学会/JSSEES合同研究会
    • 発表場所
      青山大学
    • 年月日
      2006-11-19
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [図書] エストニアの政治と歴史認識2009

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 総ページ数
      261
    • 出版者
      三元社
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書 2008 研究成果報告書
  • [図書] シティズンシップとマイノリティ-エストニアのロシア語系住民の法的地位と帰属意識, 地域のヨーロッパ-多層化・再編・再生(宮島喬、若松邦弘、小森宏美編)2007

    • 著者名/発表者名
      小森宏美
    • 出版者
      人文書院
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [図書] 地域のヨーロッパ-多層化・再編・再生2007

    • 著者名/発表者名
      宮島喬・若松邦弘・小森宏美編
    • 総ページ数
      321
    • 出版者
      人文書院
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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