研究課題/領域番号 |
18720246
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 北陸大学 |
研究代表者 |
黄 蘊 北陸大学, 未来創造学部, 講師 (10387384)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,730千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | マレーシア / 徳教 / 潮州系商人 / 扶鸞 / 慈善活動 / 宗教の創出 / 理論強化 / トランスナショナルな展開 / ネットワークの構築 / 商人階層 / 扶鸞教派 / 宗教理論化 |
研究概要 |
本研究は、マレーシアの華人新興宗教徳教の発展と拡大のプロセスに焦点を合わせ、移民社会における徳教の独自の教団モデルの形成及びそれをめぐる現象を考察したものである。具体的に、徳教がこれまでどのような担い手によって、そしてどのようにして自身の展開モデルを形成してきたのか、徳教をめぐる社会現象をどう理解すればいいのかということを明らかにし、現代マレーシア社会における華人教団の一形態を描き出した。また、移民がいかにして出自社会の宗教要素を選択的に取り入れ、主体的に独自の教団形態を構築してきたのかを論じ、移民と宗教の新たな理論構築を試みた。
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