国際法上の緊急状態理論

• 研究課題/領域番号: 18730034
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 国際法学
• 研究機関: 神戸学院大学
• 研究代表者: 山田 卓平 神戸学院大学, 法学部, 准教授 (00330415)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 2,150千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 150千円); 2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円); 2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
• キーワード: 国際法 / 国家責任 / 緊急避難 / 緊急状態

研究概要

現在における慣習法上の緊急避難一般規則の規範内容を明確化するべく、国家実行、国際裁判例、法典化作業、学説の分析を遂行し、6点の論文を公表した。それにより、今日では緊急避難一般規則が慣習法として確立しつつあること、その規範内容はILC条文を基礎としつつも、実践により若干の修正・展開が見られることなどを明らかにした。

研究成果

• [雑誌論文] 欧州人権条約のデロゲーション条項の実践 (2009)
  • 著者名/発表者名: 山田卓平
  • 雑誌名: 神戸学院法学 38巻3/4号
• [雑誌論文] 最近のICSID仲裁事例における緊急避難をめぐる判断 (2007)
  • 著者名/発表者名: 山田卓平
  • 雑誌名: 国際法外交雑誌 106巻3 ページ: 56-76
  • NAID: 40015841220
  • 査読あり
• [雑誌論文] 最近のICSID仲裁事例における緊急避難をめぐる判断 (2007)
  • 著者名/発表者名: 山田卓平
  • 雑誌名: 国際法外交雑誌 106巻3号 ページ: 56-76
  • NAID: 40015841220
  • 査読あり
• [雑誌論文] 敵対武装集団掃討のための越境軍事活動と緊急避難理論-北イラクにおけるトルコの行動を素材として- (2006)
  • 著者名/発表者名: 山田卓平
  • 雑誌名: 神戸学院法学 36巻2号 ページ: 135-164
  • NAID: 110006469036
• [雑誌論文] 国際法における緊急状態理論の歴史的展開と実証性-武力行使への適用可能性の問題を中心に- (2006)
  • 著者名/発表者名: 山田卓平
  • 雑誌名: 国際法外交雑誌 105巻3号 ページ: 24-45
  • NAID: 40015288417
  • 査読あり
• [雑誌論文] 国際法における緊急状態理論の歴史的展開 (2006)
  • 著者名/発表者名: 山田卓平
  • 雑誌名: 神戸学院法学 35巻4号 ページ: 1021-1077
  • NAID: 110004756299
• [雑誌論文] 敵対武装集団掃討のための越境軍事活動と緊急避難理論-北イラクにおける卜ルコの行動を素材として- (2006)
  • 著者名/発表者名: 山田卓平
  • 雑誌名: 神戸学院法学 36巻2号 ページ: 135-164
• [雑誌論文] 国際法上の国家責任論における緊急避難-国際裁判例の検討を中心として- (2006)
  • 著者名/発表者名: 山田卓平
  • 雑誌名: 安藤仁介先生古稀記念 二一世紀国際法の課題(浅田正彦編)(有信堂) ページ: 223-249
• [学会発表] 欧州人権条約のデロゲーション条項について (2008)
  • 著者名/発表者名: 山田卓平
  • 学会等名: 京都大学国際法研究会
  • 発表場所: 京都大学
  • 年月日: 2008-09-27
• [学会発表] 国際法上の緊急状態理論-その歴史的展開と現代における課題- (2006)
  • 著者名/発表者名: 山田卓平
  • 学会等名: 国際法学会2006年春季大会
  • 発表場所: 岡山大学
• [図書] 国際法上の国家責任論における緊急避難-国際裁判例の検討を中心として- (2006)
  • 著者名/発表者名: 浅田正彦編、有信堂
  • 総ページ数: 507
  • 出版者: 安藤仁介先生古稀記念 二一世紀国際法の課題
• [備考]
  • URL: http://www.kobegakuin.ac.jp/general-information/soran/01_hougaku/28.html