研究課題/領域番号 |
18730048
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
刑事法学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
松原 英世 愛媛大学, 法文学部, 准教授 (40372726)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,750千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 厳罰化 / 犯罪不安 / 刑罰 / 刑事政策 / 社会意識 / 犯罪抑止 / 犯罪 / 刑事制度 / 世論 / 犯罪対策 / コミュニティー / 安全 / 治安 / 地域 |
研究概要 |
本研究では、質問紙調査を用いて、厳罰化を支持する社会意識がどのような要因に規定されているのかを明らかにしようとした。その結果、「厳罰化への支持は、犯罪を減らしたいという意識が直接的に影響するのではなく、社会状況の認識(モラル低下懸念)と社会観が影響する」という仮説モデルが支持され、「犯罪不安の増大が、それを減らすための有効な対策として刑罰の強化を求めている」という一般によく耳にする図式が、根拠のないものであることが分かった。
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