研究課題/領域番号 |
18730131
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 東北大学 (2008) 高崎経済大学 (2006-2007) |
研究代表者 |
柳瀬 明彦 東北大学, 大学院・国際文化研究科, 准教授 (10322992)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 120千円)
2008年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 環境経済 / 経済成長理論 / 非線形均衡動学 / 動学的一般均衡モデル / 均衡の不決定性 / 均衡動学経路の不決定性 |
研究概要 |
環境の保全と経済の成長・発展との関係を、経済学における非線形均衡動学理論の最近の発展を踏まえて、理論的な側面から検討した。経済活動がもたらす環境への影響が、効用や生産性に対する外部性として経済主体にフィードバックする状況を考え、また環境の利用における複数の経済主体間の相互依存関係も考慮に入れて、経済発展経路を特徴付ける動学システムの詳細な検討を行った。特に、「長期的に定常状態に収束する均衡経路が無数に存在し、一意に定まらない」という均衡の不決定性が生ずる可能性を明らかにした。
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