研究課題/領域番号 |
18730163
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用経済学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
石田 潤一郎 大阪大学, 大学院・国際公共政策研究科, 准教授 (40324222)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,670千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 契約理論 / 組織 / 行動経済学 / 心理学 / 経済理論 / 企業組織 / インセンティブ / モチベーション / 自尊心 / リーダーシップ / 組織の経済学 / 契約 / imperfectly known self |
研究概要 |
近年急速に発展してきた行動経済学の成果をいわゆる「組織の経済学」へ応用し、旧来の経済学の枠組みでは解明しきれなかったいくつかの現象に対して、新しい知見を得ることを目標に研究を行った。特に焦点をあてたのは、経済主体(エージェント)が自分自身の属性に関して不完全な知識しか有していない状況(imperfectly known self)で、制度やインセンティブといったものの機能がどのように変化し、そしてその結果、どのような含意を生み出すのかという点についてである。本研究では、自信や自尊心といった要素がエージェントのモチベーションに与える影響を明示的に取り入れることで、旧来の理論では説明が困難であった様々な制度や事象に対して新たな知見を提示した。
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