研究課題/領域番号 |
18730165
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用経済学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
松本 秀暢 神戸大学, 大学院・海事科学研究科, 准教授 (70294262)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,440千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 航空ネットワークの評価 / 空港の競争的地位 / ハブ・アンド・スポークシステム(HASS) / ハブ(拠点)性 / 国際航空旅客 / 貨物流動 / 重力モデル / パネルデータ分析 / アジア地域 / 国際研究者交流 / アジア / 太平洋地域 / 新空港開港効果 / 国際航空旅客・貨物流動 / 新空港効果 / 重カモデル |
研究概要 |
本研究課題では、アジア地域の国際輸送におけるネットワークの評価手法を確立し、同地域の主要国際空港における競争的地位の比較を試みた。その結果、東京/成田が最も大きな競争的地位を示していたが、中国本土の主要3空港(北京、上海、広州)において、航空ネットワーク・パフォーマンスは最も顕著に上昇していることが明らかとなった。その一方で、新空港が開港した大阪、香港、そしてソウルでは、新空港開港後に有意な航空旅客数/貨物量の増加が認められ都市の拠点性を上昇させていたものの、大阪については航空ネットワーク・パフォーマンスの低下が観察された。さらに、北東アジア地域に対して実証分析を行った結果、日本発の国際航空旅客にとっては、仁川国際空港が最大のハブ空港であるという結論を得た。本研究成果は、従来の統計指標では明らかにされなかった空港の競争的地位を明らかにしたといえるだろう。
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