研究課題/領域番号 |
18730226
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
五百旗頭 真吾 同志社大学, 商学部・商学科, 准教授 (30411060)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 経常収支 / グローバル・インバランス / 国際資本移動 / 為替レート / 輸入物価 / 株式バブル / 国際流動性 / 新しい開放マクロ経済学 / 経常収支の反転 / バブル / 経済成長率 / 生産性ショック / 実質為替レート / EMS通貨危機 / 交易条件 / 経常収支調整 / 国際金融統合 / 為替レート・パススルー / 国際流動性資産 |
研究概要 |
90年代末以降急拡大したアメリカの経常収支赤字が今後縮小するとしても、名目ドル相場急落の可能性は低い。その理由は、(1)為替相場変動の輸入物価への浸透効果が近年低下したこと、(2)アメリカの場合、輸出入の相対価格に対する感応度と消費の金利変化に対する感応度がともに小さいことの二つである。また経常収支赤字が株価バブルにより引き起こされた場合、バブル崩壊後、急激に赤字が縮小する可能性がある。アメリカの経常収支赤字拡大がITバブルと住宅バブルを伴った点を考えると、今後赤字が反転する可能性は十分にある。
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