研究課題/領域番号 |
18730239
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経営学
|
研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
殷 勇 山形大学, 人文学部, 准教授 (50344776)
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2006年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
|
キーワード | Seru / セル生産 / cellular manufacturing |
研究概要 |
最近の諸企業をとりまく環境条件は、きわめて厳しい。これまで先進国で善であった"大量生産.大量消費"は根本的に変革を余儀なくされている。製品の低価格化、高品質化、多仕様化、特殊化、少量化といった市場動向に適応していくためには、個々の企業は必然的になんらかの対策を講じなければならない。こうした状況下で、特に最近のように顧客のニーズが多様化してくると、諸企業は「セル生産」の途を歩まなくてはならない。 本研究では、欧米のセル生産方式と日本のセル生産方式を取り上げ、その相違点を指摘している。具体的には、欧米セル生産はJob shopから変換されていて、古い歴史がありました(1920年代に遡れる)。われわれはこの歴史のある変換方式を"Traditional conversion"と名づけます。その一方、日本セル生産はAssembly Conveyor Line(組立ライン)から変換されていて、1992年のソニーは最初でした。われわれはこの変換方式を"Reverse conversion"と名づけます。その理由は、この二つの変換方式は反対の方向でした。 これからの研究の方向は、この二つの変換方式を比較し、欧米のCellと日本のSeruの効率性などを詳しく分析し、生産組織の全体図を完成する予定です。
|