研究課題/領域番号 |
18730308
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 大阪学院大学 |
研究代表者 |
奥田 真也 大阪学院大学, 流通科学部, 准教授 (40351431)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,580千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | ディスクロージャー / 分析的研究 / 実証研究 / 会計政策 / CSR活動 / 配当可能利益 / コンバージェンス / 資本コスト / コーポレート・ガバナンス / 会計不正 / レピュテーション / 会計学 / 会計利益と課税所得の差異 / 包括的情報開示 / コーポレートガバナンス |
研究概要 |
本研究では、ディスクロージャーが何によって促進されるのか、そしてその結果どのような帰結が生じるのかについて実証的・分析的に検証してきた。実証麺では特に財務情報以外のディスクロージャーに注目して検証を行った。その結果、財務情報以外のディスクロージャーはコーポレートレピュテーションを高める効果があることを示した。また、取締役属性などがディスクロージャーの規定要因に影響を与えていることも示した。さらに、制度との関連では、分配可能額が純資産の部の中では低くしか株価と相関しておらず、その要因として配当政策が考えられることも示した。 これに対して、分析的研究では、負のディスクロージャーである会計不正や会計操作の規定要因について検証した。その結果、会計不正は生産性を高めるような経営者の行動と同時に発生する可能性があることを示した。また、ノイズトレーダーのような非合理的な投資家の存在が会計操作を生む原因となっている可能性も示した。
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