研究課題/領域番号 |
18730364
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 椙山女学園大学 (2008) 中部学院大学 (2006-2007) |
研究代表者 |
中尾 友紀 椙山女学園大学, 人間関係学部, 講師 (00410481)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,570千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 労働者年金保険 / 厚生年金保険 / 国民年金 / 簡易生命保険 / 郵便年金 / 長期保険 / 国庫負担 / 少額所得者 / 社会福祉関係 / 社会福祉史 / 通算年金制度 / 社会保障制度審議会 / 年金特別委員会 / 国民年金委員 / 団体郵便年金 |
研究概要 |
日本の社会保険は議論が開始された1880年代から、特に公的年金には巨額の国庫負担の必要が認識されていた。保険という形式だったが、公的年金はあくまで労働者あるいは「少額所得者」を救済する防貧政策だったからである。このような理念で1941年に創設された労働者年金保険は被保険者の適用範囲を「少額所得者」に制限し、その上で保険給付に要する費用にも国庫負担を規定した。したがって、国庫負担は「少額所得者」の救済を意図したものだったと考えられる。
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