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幼児・児童における教示行為の発達

研究課題

研究課題/領域番号 18730413
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育心理学
研究機関三重大学

研究代表者

赤木 和重  三重大学, 教育学部, 准教授 (70402675)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2007年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード幼児 / 教示行為 / 他者理解 / 心の理解 / 社会性
研究概要

平成19年度は以下の2点の成果を出した。1点目は,4歳児・5歳児各12名を対象とした「教えないという教えかた」について,仮想場面をもちいた実験についてまとめた。その結果,4歳児・5歳児は,他者が問題解決困難場面にいる場合には,すぐに教示行為を生起させ,教えない行動をとることは困難であることが明らかになった(詳細は,「発達研究」22巻に掲載)。
2点目は,3歳児・5歳児各3名を対象とした予備実験を行った。操作の容易なラジコンカーを用いて,幼児に操作方法を習得させた後,実験補助者がラジコンをうまく操作できない場面を幼児の目前で提示した。予備的な結果ではあるが,3歳児は自分で操作することが多かったのに対し,5歳児では言語を用いて教示する・できたかどうかモニターするなどの行動がみられる傾向にあった。今後,実験条件を修正して,より多くの対象者で確認を行う予定である。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 幼児における抑制的教示行為の発達:「教えないという教え方」は可能か2008

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 雑誌名

      発達研究 22(印刷中)

    • NAID

      40016178923

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [図書] 認知心理学(担当:教示行為の発達)2008

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 出版者
      有斐閣(印刷中)
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [図書] 認知発達心理学入門(担当:乳児の意図理解の発達)2008

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 出版者
      ひとなる書房(印刷中)
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [図書] 発達,障害,進化が交差するものとしての自閉症 : バロン=コーエン「自閉症とマインドブラインドネス」卒論・修論をはじめるための心理学理論ガイドブック(夏堀 睦・加藤弘通(編))(ナカニシヤ出版)2007

    • 著者名/発表者名
      赤木和重
    • 出版者
      ナカニシヤ出版
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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