ベイズ統計を用いた、少数受験者科目に適用する項目反応モデルの改良

• 研究課題/領域番号: 18730430
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 教育心理学
• 研究機関: 独立行政法人大学入試センター
• 研究代表者: 橋本 貴充 独立行政法人大学入試センター, 研究開発部, 助教 (20399489)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 1,720千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 120千円); 2008年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2007年度: 600千円 (直接経費: 600千円); 2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
• キーワード: 教育心理学 / 解析・評価 / 統計数学 / 大学入試 / テスト理論 / ベイズ統計

研究概要

大学入試センター試験は大規模データの分析に注目されがちであるが、受験者の少ない科目のための分析が必要である。そこで、事前情報を活用できる「ベイズ統計」を利用し、より適切な分析を行うことを試みた。まず、通常のモデルにベイズ統計を適用することに限界があることを明らかにした。次に、より適したモデルで分析を行うためのソフトウェアを開発した。最後に、受験者が少ないときの、そのモデルの振る舞いについて明らかにした。

研究成果

• [雑誌論文] 平成19年度モニター調査の平均点のベイズ推定 (2007)
  • 著者名/発表者名: 橋本貴充
  • 雑誌名: 大学入試センター研究開発部リサーチノート, RN-06-23
• [雑誌論文] 正誤データのためのニューラルテスト理論を用いた項目分析用ソフトウェア「neutet」の開発 (2007)
  • 著者名/発表者名: 橋本貴充
  • 雑誌名: 大学入試センター研究開発部リサーチノート, RN-07-06
• [雑誌論文] 正誤データのためのニューラルテスト理論を用いた項目分析用ソフトウェア「neutet」の開発 (2007)
  • 著者名/発表者名: 橋本 貴充
  • 雑誌名: 大学入試センター研究開発部リサーチノート RN-07-06
• [雑誌論文] 平成19年度モニター調査の平均点のベイズ推定 (2007)
  • 著者名/発表者名: 橋本 貴充
  • 雑誌名: 大学入試センター研究開発部リサーチノート RN-06-23
• [学会発表] 選抜試験のニューラルテスト理論による評価. シンポジウム「ニューラルテスト理論: 学力を段階評価するためのテスト標準化法」 (2008)
  • 著者名/発表者名: 橋本貴充
  • 学会等名: 日本教ホイ心理学会
  • 発表場所: 東京学芸大学
  • 年月日: 2008-10-11
• [学会発表] 選抜試験のニューラルテスト理論による評価 (2008)
  • 著者名/発表者名: 橋本貴充
  • 学会等名: 日本教育心理学会第50回総会
  • 発表場所: 東京学芸大学
  • 年月日: 2008-10-11
• [学会発表] 段階数2の場合のニューラルテスト理論による項目分析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 橋本貴充・荘島宏二郎
  • 学会等名: 日本行動計量学会第36回大会
  • 発表場所: 成蹊大学
  • 年月日: 2008-09-03
• [学会発表] ニューラルテスト理論を用いた選抜 (2008)
  • 著者名/発表者名: 橋本貴充・荘島宏二郎
  • 学会等名: 日本テスト学会
  • 発表場所: 成蹊大学
  • 年月日: 2008-08-28
• [学会発表] ニューラルテスト理論を用いた選抜 (2008)
  • 著者名/発表者名: 橋本貴充・荘島宏二郎
  • 学会等名: 日本テスト学会第6回大会
  • 発表場所: 成蹊大学
  • 年月日: 2008-08-28
• [学会発表] 段階数2の場合のニューラルテスト理論による項目分析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 橋本貴充・荘島宏二郎
  • 学会等名: 日本行動計量学会
  • 発表場所: 成蹊大学
  • 年月日: 2008-03-09
• [備考] 開発したソフトウェアの入手先
  • URL: http://www.rd.dnc.ac.jp/~hashimot/neutet/