研究課題/領域番号 |
18740064
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
数学一般(含確率論・統計数学)
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
宮寺 隆之 独立行政法人産業技術総合研究所, 情報セキュリティ研究センター, 研究員 (50339123)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,180千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 量子論基礎 / 量子情報理論 / 量子測定 / 不確定性原理 / 量子コルモゴロフ複雑性 / 量子暗号 / 暗号・認証 / 情報基礎 / 暗号・認証等 |
研究概要 |
量子暗号に関する問題に動機付けられ、観測量の非可換性が情報理論にどのような制限を与えるか、についていくつかの視点から調べた。具体的には、(1)情報撹乱定理の一般化(2)トレース距離とフィデリティを用いた情報撹乱定理の導出(3)保存量があるときの測定過程の限界をあらわすWigner-Araki-Yanase 定理の量的表現の導出(4)Landau-Pollak 型不確定性関係の一般化(5)同時測定に関する不確定性原理の導出(6)量子コルモゴロフ複雑性を用いた量子暗号の安全性についての新しい定義と解析、を行った。
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