研究課題
若手研究(B)
コンパクトリーマン多様体間の写像で、ディリクレ汎関数の停留点になっているものを調和写像と呼ぶ。調和写像は測地線の一般化と考えられるが、一般に不連続点を持ち得るものである。しかし値域となる多様体が球面という典型的な場合でさえ、不連続性の解析は十分ではない。本研究では不連続性の解析に関連して、調和写像の安定性について考察を行い、3次元以上の球面間の定数写像でない調和写像に付随するヤコビ作用素の最少固有値が最大になる場合の、調和写像の特徴付けを行った。
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Pacific Journal of Mathematics Vol.240, no.1
ページ: 363-369
Pacific Journal of Mathematics 240
Duke Mathematical Journal 132・no.3
ページ: 531-543