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マイクロ陽子ビームによる核反応を用いた歯質中のフッ素分布測定

研究課題

研究課題/領域番号 18740148
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関大阪大学

研究代表者

菅谷 頼仁  大阪大学, 理学研究科, 助授 (80324747)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2006年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードマイクロ陽子ビーム / 歯質中のフッ素分布
研究概要

歯科医学においてはフッ素が口腔内に存在すると蝕抑制があるといわれ、従来からフッ化物の歯面塗布、フッ素入り歯磨剤、フッ素徐放性歯科材料の応用等が行われ、多くの臨床例が得られている。その中で歯質はフッ素が取り込まれると耐酸性が向上することがわかってきた。これまで科学的測定や電子線による測定で、フッ素が取り込まれるのは表層からせいぜい数百ミクロンであり、特に変化が大きいのは数十ミクロンの範囲であることがわかっている。しかしながらフッ素が歯質にどれだけの量、どれだけの深さまで、どのように分布すればよいのかは未だ十分な精度では解っていない。若狭湾エネルギー研究センターで使用可能であるマイクロ陽子ビームによる核反応からのガンマ線を測定することで、大気中で試料内のフッ素の分布測定法を確立することが、本研究の目的である。
本年度は前年に続き、実験上のパラメーターの最適化を行った。その後、実際に歯の資料を準備して試験的に実験を行った。解析の結果、フッ素分布測定に関して大きな問題は見つかっていない。実験方法としては確立されたといえる。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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