研究課題/領域番号 |
18740188
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 愛媛大学 (2007-2008) 東北大学 (2006) |
研究代表者 |
楠瀬 博明 愛媛大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (00292201)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,750千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 強相関系 / 強相関 / 空間相関 / 動的平均場 / 重い電子系 / モット転移 |
研究概要 |
動的平均場理論を基盤として、空間相関を考慮することのできる新しい強相関電子系の理論形式を定式化した。この理論を、強相関電子系の代表的な理論模型であるハバード模型、アンダーソン格子模型、近藤格子模型に適用して、空間揺らぎの一粒子励起スペクトルへの影響などを明らかにした。特に、金属相、絶縁相において、一粒子励起スペクトルの形状が空間揺らぎによって大きく変化することを明らかにした。同時に、動的平均場理論の解法として、研究期間中に提唱された新しい量子モンテカルロ法を発展させた。この手法を近藤格子模型に適用して、従来数値的に困難であった極低温での1粒子スペクトルを精密に計算し、長年未解決であったフェルミ面の大きさに関する問題を解明した。
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