研究課題
若手研究(B)
可積分な差分方程式の解の構成への応用を意識して、多変数直交多項式と一般化されたガンマ函数の対称性についての研究を行った。直交多項式に関しては、二重アフィンヘッケ代数のある種の退化の表現を用いてshiftedジャック多項式を構成し、有理型の量子Kniznik-Zamolodchikov方程式の多項式解を構成した(筧三郎氏、斉藤義久氏、竹山美宏氏との共同研究)。 多重ガンマ函数の無限積表示、それに関連する多重ベルヌーイ数の関係式についての結果について、論文を準備中である。これらの可積分系、組み合わせ論などへの応用は今後の課題である。
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Symmetry, Integrablity and Geometry : Method and Applications 5
ページ: 10-10
Symmetry, Integrablity and Geometry : Method and Application 5