研究課題/領域番号 |
18750022
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | (財)高輝度光科学研究センター |
研究代表者 |
為則 雄祐 財団法人高輝度光科学研究センター, 利用研究促進部門・光電子分光チーム, 副主幹研究員 (10360819)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2006年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | ナノクラスター / 内殻電子励起 / 軟X線吸収分光 / サイト選択的解離 / 余剰エネルギー / クラスター内緩和過程 / 気相反応場 |
研究概要 |
本研究課題では、軟X線を利用した新しい化学反応制御技術の開発を目指して、ヘテロクラスター(複数種の原子ならびに分子から構成されたクラスター)の内殻励起緩和過程の研究を実施した。小さな分子をクラスター上で内殻励起することにより、励起分子内に発生する余剰エネルギーを基板へと分散させ、統計的な解離過程の進行を制御することを試みた。その結果、アルゴンクラスターに吸着したアセトン分子に対して、共鳴電子励起された電子状態の特徴を強く反映した選択的な化学反応切断を起こすことに成功した。
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