研究課題/領域番号 |
18760271
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
平田 晃正 名古屋工業大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (00335374)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,580千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | (E)マイクロ波 / ミリ波 / 電磁波と人体 / 比吸収率 / 温度上昇 / 次世代無線通信 / 詳細な人体頭部モデル / 時間領域差分法 |
研究概要 |
携帯電話などで用いられる電波の生体への影響は、温度上昇によるものが支配的であるとされている。本研究では、携帯電話用アンテナより放射される電波による吸収電力と温度上昇の解析を行った。対象とする周波数は、次世代携帯電話が用いられる周波数である3GHz-4GHzの周波数を含むものとした。本研究目的のために、温度上昇解析手法の効率化手法を開発するとともに、3次元簡易モデル(球状)を用いた基礎検討も行った。その結果、耳翼による影響も無視できないことを明らかにした。また、3GHz以下の周波数では、電波安全基準で用いられている指標である局所10g平均SARと温度上昇の相関は良好であることを碓認するとともに、更に高い周波数でも良好な指標となる可能性を示唆するものであった。
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