研究課題/領域番号 |
18760291
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
今福 健太郎 独立行政法人産業技術総合研究所, 情報セキュリティ研究センター, 物理解析研究チームチーム長 (10298169)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,610千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 量子情報セキュリティ / 量子暗号 / 量子鍵配送 / 物理状態への直接暗号化 / 量子情報セキュリテ / 安全性要件 / 認証制度 / 情報理論 |
研究概要 |
本研究では、技術的に成熟期を迎えつつある量子暗号について、情報セキュリティ技術として導入するために必要な検討課題の抽出、およびその検討、さらに検討を精緻化するために必要な研究課題の洗い出しを行った。いわゆる暗号理論における安全性証明とは別に、想定する安全性を達成するために装置が満たしているべきと考えられる仕様(いわゆるセキュリティ要件)について、量子暗号装置についても整理することを提案、整理の仕方について議論を行った。また、いわゆる量子鍵配送とは別に、量子状態を使って古典情報を直接量子状態の中に秘匿して一方向コミュニケーションでやりとりする方式について、秘匿通信におけるシャノン限界で、量子論的なアドバンテージが消滅することを示し報告、さらに、このような方式について新しい提案の安全性を確認に用いることができる要件をチャートの形で整理した。
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